2025年 新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は、たくさんのお客様との貴重なご縁をいただき、心より感謝申し上げます。
2023年にご勇退された黒川先生から承継した黒川オフィスを、2024年よりバックオフィスとして再編し、DX化の推進や業務マニュアルの徹底に取り組んでまいりました。その結果、拠点間での大きなミスコミュニケーションもほとんどなくなり、安定した運営基盤を築くことができました。
2025年問題とも呼ばれる相続業務の増加に備え、今年はスタッフ全員の知識向上や接遇力の強化を重要な課題と位置づけています。在宅勤務の活用を通じ、法改正や専門知識を深める学びを進めた結果、スタッフの多くが「相続診断士」として登録を果たしました。この成果は、日々所定時間内でタスクを着実に遂行してくれたスタッフ一人ひとりの努力の賜物です。この場を借りて、改めて感謝を申し上げます。
弊社の強みである会社法務や商業登記分野でも、引き続き多くのご依頼をいただいております。特に新たな会計事務所様とのお取引がいくつか始まり、より高い成果をご提供できるよう、引き続き気を引き締めて努力してまいります。
一方で、社会情勢にも目を向けると、トランプ政権発足に伴う国際関係の緊張や東シナ海での軍事的課題、ウクライナ情勢の行方など、海外では不安定な動きが続いています。国内では、物価上昇の影響や少子高齢化の進行により、スタグフレーションや社会構造の変化が懸念されています。これらの変化に伴い、法的サービスに求められる役割も日々変化しています。
特に、老老介護や墓じまいといった「超高齢化社会」を象徴する課題は、私たちの業務にも確実に影響を与えています。こうした状況を踏まえ、私たちもより柔軟で実効性の高いサービスを提供し続けられるよう、進化を続けてまいります。
巳年にあやかり、脱皮と成長の一年とすべく、スタッフ一同さらなる研鑽を重ねてまいります。本年も変わらぬご愛顧とご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
2025年1月
司法書士法人セントリーガル事務所
代表司法書士 飛田幸作